TOURISM
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倉敷川畔の北側に位置する倉敷本町通りは、塗屋造の町家が立ち並ぶ庶民的な雰囲気漂う町並みです。この一帯は江戸時代の面影を多く残してはいますが、生活に密着した昔からのお店や住居が数多く立ち並んでいるため、住む人々の生活感や息吹を感じることができる活力溢れる場所です。
最近では町家の再生活動が活発となり、町家をリノベーションした伝統工芸でもある倉敷帆布のお店や帽子屋さん、ブティック、ギャラリー、カフェやアイスクリーム屋さんなど様々なお店もでき、「伝統」と「今」が混在する面白い町並みに変貌を続けています。落ち着いた雰囲気と湧き上がるエネルギーを楽しみながら散策することができます。
アクセスマップ
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倉敷東町

本町通りに続いているため、東町の通りも歴史と生活感の絶妙な調和を感じることのできる通りです。本町通りよりさらに落ち着いた雰囲気で、観光色も控えめなため、人々の静かな暮らしを垣間見ることができます。呉服商の楠戸家の豪壮なたたずまいを始めとして、古い町並みのあちこちに見かける軒屋根看板や井戸跡など、一際味わい深い倉敷を感じることができる町並みです。
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毎年10月中旬には「倉敷屏風祭」が行われ、訪れる多くの人々で賑わいます。 -
大原美術館

「大原美術館」は、1930(昭和5)年に設立された日本初の私立西洋美術館です。倉敷の文化発展に貢献した事業家・大原孫三郎によって創立されました。本館、分館、工芸・東洋館、児島虎次郎記念館(現在は外観のみ見学可)から成り、西洋美術の代表作や日本の洋画・彫刻・工芸品など、国や時代を超えた約3000件もの作品を収蔵・展示しています。本館にはエル・グレコ作『受胎告知』、クロード・モネ作『睡蓮』、ルノワール、ゴーギャンなど、有名な西洋の名画が展示されています。
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ミュージアムショップも併設されており、美術館所蔵の名画の複製画、作品をモチーフとした文房具やアクセサリーを販売しています。
※分館は現在長期休館中。 -
倉敷川

美観地区の中心に位置し、その象徴とも言える「倉敷川」、川にかかる3つの橋と川舟流し、川沿いに並ぶ柳並木や白壁の土蔵、町家、さらに大原美術館などの西洋建築とも相まって美観地区の美しい景色を形成しています。
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「倉敷川」をゆっくりと運行する観光川舟は、ローアングルからの風景や町並みを楽しむことができるため、観光シーズンには予約で一杯になるほどの人気です。
「倉敷川」はかつて物資を積んだ川舟の往来でにぎわいましたが、周辺の開拓が進むにつれ、船による運搬も制限され、1959年に児島湾締切堤防が作られてからは運河として利用されなくなりました。その後の観光ブームがきっかけとなり、倉敷川の整備が行われ、1979年には、倉敷川畔が重要伝統的建造物群保存地区に指定されました。
「倉敷川」は今でも江戸時代からの風情を残し、今橋、中橋、高砂橋の3つの橋とともに常夜灯や船着場、舟からの荷揚げ荷下ろしのための雁木(階段)など、様々な設備が残されています。

